2021年10月のトピックス
2021/10/01
10月は冬服への衣替えをする風習でしたが、近年は高温が続き、週末は台風
台風一過で汗ばむほどの秋晴れでした。
また、10月といえば最低賃金改定の季節です。
令和3年度の地域最賃に関する地方最低賃金審議会の答申が出揃いました。
地域別最低賃金は、近年、急ピッチで「底上げ」が進められていましたが、
新型コロナの影響により、令和2年度は1円の引上げにとどまっていました。
中央最低賃金審議会は、令和3年度の最賃改定について、
「昨年度の審議とは前提となる経済状況が異なる」と述べ、令和元年度を
上回る水準の引上げが適当としたようです。
例年、47都道府県をA~Dの4ランクに区分し、上げ幅に格差を設けますが
今回は、「地域間格差の縮小」を重視し、全国一律28円の引上げという
形で目安が示されました。
その後の地方最賃の答申では、7県が目安を上回る改定(1~4円)を
決定しました。その他の40都道府県は目安どおりの28円アップです。
使用者の皆さんは大変な秋となりそうですね。