2020年1月~ハローワークがシステムの見直しをします
2019/05/01
ハローワークの求人票記載内容と実際の労働条件の相違があり、
求職者からのクレームが多いようです。
相談件数の4分の1が「賃金に関すること」次いで「就業時間に関すること」
「職種・仕事の内容に関すること」などあるようです。
ハローワークが事実確認を行ったところ、求人票の内容が実際と異なって
いることが判明し、是正指導を実施するケースもあるようですが、
事実確認の結果、実際には労働条件が相違しておらず、単に
「求人者の説明不足」に原因があったものも多いようです。
求人・求職関連のトラブルは尽きませんが、
厚労省は、2020年1月からハローワークのシステムを見直すようです。
求人情報は、仕事の内容をより詳細にし、求人条件欄も項目を追加。
事業所情報欄を拡充し、より会社がアピールしやすくするようです。
求人者にとってもインターネットサービスを活用することで
大きなメリットがあるようです。
まず、来所しなくても求人の申込が可能になり、マイページを開設することで
過去の募集求人を利用して、簡便に求人募集ができたり、採用の合否を
ハローワークへ連絡することも可能になり、
2020年度には、マイページを利用して求職者に直接リクエストできる
ように検討されています。
様々な機能を利用できるようになれば、役所へわざわざ出向く必要もなく、
本業に時間を費やせ、生産性の向上にもつながりますね。