～Sakura通信　2020年5月号～ - さくら社労士事務所

今年も３分の１が終わってしまいました。
年を経るにつれて月日が過ぎていくのが早いと感じるようになるのは、
フランスの心理学者ピエール・ジャネの著書「ジャネーの法則」によると、
生涯のある時期における時間の心理的長さは年齢の逆数に比例するからだそうです。

この理論にのっとれば、５０歳の人間にとって１年の長さは人生の５０分の１ほどですが、
５歳の人間にとっては５分の１に相当するので、年を取れば取るほど時が過ぎていくスピードを
早く感じるということになりますね。でも今年は時間が止まっているような気がします。

皆さんは２月２７日(金)を覚えていますか。
この日は全国すべての小中学校、高校、特別支援学校を３月２日から春休みまで臨時休業とするよう要請された日でした。
私の通っているジムのスタジオプログラムがこの日以降すべて中止となったため、強く印象に残っています。

子どもたちは学校から消え、保護者は在宅勤務や休業を余儀なくされましたね。街は“マスクの顔”で溢れ、
疑心暗鬼からか医療従事者やその家族へ謂れのない差別が蔓延りました。医療崩壊が危ぶまれる中、
高い職業倫理を持って今も最前線で働く方々へは感謝と敬意しかありません。

明日からゴールデンウイーク後半です。
新型コロナウイルスとの闘いが続くのか封じ込めることができるのかの瀬戸際ですね。
自己抑制したゴールデンウイークを過ごしましょう。