~Sakura通信 平成29年5月号~ コラム~
2017/05/01
桜の季節も終わり、新緑が芽吹いて美しい緑が増えてきたと思います。
過ごしやすい季節になってきて、ついつい近所を散歩してみたりまたは、少し遠くに足を運んでみたりする事もあるでしょう。
この季節気を付けて欲しい事があります。
爽やかな空気の下で浴びる陽光ですが、今の時期の直射日光が一番紫外線量が多いのです。
ちょっと近所のコンビニまで買い物~だったり、ゴミ置き場までは徒歩1分以内だから大丈夫!
と思って何も付けないで外に出たりするだけでも、春先や夏場よりも日焼けする可能性が高いと考えられるのです。
そもそも何故、5月は夏でも無いのに紫外線量がそんなの多いのか?と言うと、
降り注いでいる紫外線の種類が違う事が紫外線量に影響しているのです。
普段、日焼け止めを塗る時に気にしている数値で、SPFとPAがあると思います。
SPF値が紫外線のA波で、PAが紫外線B波の事を表しています。
SPF50+などの数値が大きければ大きいほどA波の影響を阻害する効力が高く、
同様にPAに付いている+の数が多いほどB波を防ぐ効力が高いのです。
実は普段降り注いでお肌を日焼けさせてしまうこの紫外線のA波とB波は、
季節によってそれぞれ降り注ぐ量が違っている事もありますが、
上空に流れるオゾン層で吸収して地上に降り注ぐ量を激減させられている紫外線B波の降り注いでいる時期は、
紫外線の量が少ないと観測されています。
意外と知られていないのですが、オゾン層では紫外線A波は殆ど吸収されないので、
太陽から地球に降り注いだ紫外線のうちA波だけはほぼそのまま地上に降りて来る事から、
A波の降り注ぐ量の多い5月は紫外線の量が多いと言う事になっているのです。
因みにA波に当たり続けて今うと、
真っ黒に日焼けと言うよりは肌が赤くなってしまうタイプの日焼けになる人が多いので要注意です。
この赤くなる日焼けは、ほぼ火傷と同じ症状なので、皮膚がんなどになりやすい傾向なんだそうです。
なので、毎日ちょっとでも外にお出かけの際は、必ず!日焼け止めを塗って外出する様にしてください。
日々の日焼け止めの積み重ねと美白ケアが、明日の色白美肌を作ると思えば~出来ない事は無いと思います。
また、眼から入った紫外線でも脳が紫外線を身体に浴びた!と勘違いして、
肌に日差しを浴びていないのに日焼けする現象が起こる可能性があるので、
サングラスやサンバイザーも使うとかなり日焼けを防止出来るとの事なので、覚えておいて損は無いと思います。