法人事業所は原則として全て社会保険（健康保険・厚生年金保険）の加入対象となります。個人事業所の場合は、従業員が常時5人以上いる場合に、一部の業種を除き、社会保険の加入対象となります。

一定の条件を満たせば、パートやアルバイトの方でも社会保険に加入することができます。具体的には、1週間の所定労働時間および1ヶ月の所定労働日数が、通常の労働者の4分の3以上である場合などが該当します。

社会保険料は、給与（標準報酬月額）と賞与（標準賞与額）に保険料率を乗じて計算されます。保険料率は各保険によって異なり、また毎年見直されます。

社会保険の手続きは、事業所を管轄する年金事務所や健康保険組合などで行います。手続きの種類によっては、電子申請も可能です。

社会保険に加入することで、病気やケガ、失業、老後などのリスクに備えることができ、安心して生活を送ることができます。また、将来受け取ることができる年金額が増えるなどのメリットもあります。