~Sakura通信 2020年8月号~
2020/08/01
新型コロナウイルスって本当に怖いですね。
過去最高の感染者数となり、ついに第22波の様相を呈している新型コロナウイルス。
誰がかかってもおかしくない状況になってきました。
先月、母の体調に異変がみられ、夏風邪かもしれませんが高熱が出たため、私が運転してドライブスルーのPCR検査を受けました。
1日に検査数5000件と報道では聞いていましたが、PCR検査を受けるまでに4日もかかり、結果が出るまで自宅で母を隔離することに大変苦労しました。
検査当日、検査会場では1台につき3分~5分と比較的スムースに進んで行き、中に入ると係員から「指示があるまでここで停車してください。」というメッセージボードを示されました。
続けて「健康保険証を窓ガラスに貼り付けてください。」と書かれたボード。一切会話はなくすべてメッセージボードで指示されます。
しばらく待っていると医療用ガウンにマスク、フェイスシールドをつけた医師と思しき男性2人に誘導され、「エアコンを切って窓を少し開けてください」というメッセージボードが掲げられました。
いよいよ検査開始です。
「ごめんなさいね」と優しく声をかけられながら、インフルエンザ検査で使うような長い綿棒を鼻の中にグイグイ差し込み念入りに擦り取られます。
検体の入った試験管に綿棒を入れ、スタッフ間で何か確認し蓋をしめます。女性スタッフが1本ずつ丁寧に検体を運んでいく後ろ姿に祈りました。
土曜日に検査を受け、翌週月曜日の午前に主治医より直接陰性であったという連絡が入りました。ホッと胸を撫でおろしましたが、
もし感染していたらと思うとぞっとします。我々だけでなく、一緒に働くスタッフやそのご家族にも迷惑がかかるからです。
医師の指示がなければPCR検査はなかなか受けることができませんが、主治医の判断で重症化しやすい高齢者が早期に検査が受けられたことに感謝しております。