~Sakura通信 平成29年2月号~ コラム~
2017/02/01
インドネシアでも社労士が活躍しているそうです。 インドネシアでは、我が国のような社会保障制度の整備がされていませんでしたが 2015年7月から国民皆年金制度をスタートさせました。 スタートしたものの、半年経っても加入率4%と制度の適用促進と 保険料徴収が大きな課題になっていたそうです。 そこで昨年10月から試験的に実施したのがインドネシア版の社労士制度。 インドネシアの社労士、アゲンブリサイが年金制度の適用拡大と 保険料徴収、相談対応にあたりました。 12の実施拠点のうち1か所では、開始後たった1ヶ月で4500人を超える 新規加入を達成しました。 インドネシアの人は、郷土愛が強く、地元の人を信用するためだそうです。 地域の専門家がアドバイスする社労士制度は、加入率の引き上げに 効果があるのですね。(労働新聞h29.1.16) 公務員年金制度だけだったインドネシアが、皆年金制度に向けて、 社労士を活躍させるなんてちょっとうれしいですね。 インドネシアでも将来は、アゲンブリサイの国家資格化を目指すそうです。