~Sakura通信 平成28年8月号 コラム~
2016/08/01
梅雨も明け、暑くなってきましたね。
それが理由ではありませんが、労働基準監督署が突然会社に
やってきたと連絡が入りました。いわゆる臨検です。
従業員や退職者の申告によって調査するために行われる場合も
多いのですが、労働基準監督署が任意に事業所を選んで
訪問することもあります。
1カ月の残業時間基準を100時間から80時間にの引下げる方向なので
もしかすると長時間労働への指導強化を目的としたものかもしれません。
厚生労働省は違法な長時間労働に対する監督指導を強化するため、
「過重労働撲滅特別対策班」をに設け、
「過重労働特別監督監理官」を全国47の労働局に1人ずつ配置しています。
労働基準監督官が不足していることから
悪質性、違法性の高い所を優先して監督指導を行う方針のようですが、
長時間労働に歯止めをかけるための指導強化ですので、
次は御社に出る…かもあるかもしれません。
お化けより怖い?!わけではないので
慌てないで、実態を見せて調査に協力してください。