さくら社会保険労務士事務所公式ブログ~Sakura通信 平成30年1月号~ コラム~

~Sakura通信 平成30年1月号~ コラム~

2018/01/01

明けましておめでとうございます。
地方では、今年のお正月は大雪のようですね。
年末年始のニュースを見るにつけ、豪雪地方の大変さが伝わります。
私自身は、おかげさまでよい歳を迎えることができました。
ただ、お正月が誕生日ですからトホホな気もいたしますが、、、

もう何年か前、
「ああ、雪って大変」という場面に遭遇してしまいました。
新年会と思しき女性をお見かけしたのですが
髪型もコートもばっちり決めて、
ブーツの音を響かせながら、さっそうと歩いていたのです。

路面が凍っていたのか、何かに躓いたのか、「あ!」と思った瞬間、
後ろに転んでしまったのです。
申し訳ないことに私は向かい側の道路におりましたので、
手を差し伸べることができません。
さぞかし、びっくりして痛くて、恥ずかしかったでしょうね。

洋服も少し汚れてしまったようで、お気の毒だなと思ったのですが
渋滞で車が混んでしまい、その後どうしたかまでは見届けられませんでした。
都会に住んでいればよくある話ですが、
こんなとき、雪国の人は見かけより実利で、長靴を選ぶそうです。

底にスパイクのついてるもの。そして、会場用に別の靴。
ちょっとだけでも凍った路面を侮ったりしません。
雪がひらひら舞っただけでも、雪が降ったと浮かれてしまう
私たちの日常を、
雪国の人は危険な思いで見ていると聞きます。

歩くことは人間の基本。その一歩を確かに忠実に歩みだせるかが
肝心かと思います。
今年、どれだけ歩を進め、素敵な光景に出会えるか。
雪に油断して転んでしまった、
あの日のお嬢さんを自らの戒めにしたいと思います。

お問い合わせ